小島工芸について
上質な木製家具を通して、品格ある生活空間を提案しています。
江戸指物師であった初代・小島兼吉が、明治19年に浅草三筋町で創業して以来、 130年にわたり、彼の精神である「もの造りへのこだわりと職人としての誇り」は
製品の一つ一つに確実に生かされています。
※写真:初代 小島兼吉作
ごあいさつ
一世紀以上の社歴をもつ私ども小島工芸は、社会情勢の変化や生活様式の多様化といった時代の流れの中で、「人と家具の関わり」をテーマに、一貫して「木製」にこだわり続けてまいりました。
そして、その社名が示すように、家具を生活工芸品の視点でとらえることで、空間に個性と潤いを与え、使う人の心までも優しくやわらかくしてしまう、そんな独創性とグレード感にあふれた製品をお届けしております。
書斎家具を中心としたクオリティの高い製品を適正価格で安定供給するために、小島工芸は関連会社とともに、製造・卸・物流の三部門を擁する独自の事業体制を確立。ユーザーの皆さまより確かな信頼をいただいております。
これからも挑戦する情熱を原動力に、「自立経営」という確固たる理念のもと、オンライン取引の推進や、海外協力工場との提携による国際化に力を注ぎながら、新たな飛躍を目指してまいります。
事業システム
クオリティの確かな家具を適正価格にてお届けする事業システム
小島工芸の大きな事業特色は、製造・卸・物流の三部門を関連会社とともに擁している点にあります。ユーザーに「クオリティの確かな家具を適正価格で安定供給したい」という課題をクリアするために実践したもので、業界でも注目のこの業務形態は、高い評価と信頼を得ております。 これからも、「自立と堅実」を経営理念の基本とし、日々の非凡な努力の積み重ねによって、家具の新しい付加価値をご提案してまいります。
■ 製造

茨城県内に藤代工場をもち、施設規模や機器類、スタッフ構成に応じて、木製家具を中心に各種製品を製造しています。
切断−加工−研磨−塗装−組立の5つの基本工程を経て完成しますが、いずれの工程でもコンピュータ制御の最新設備と、熟練したエキスパートの目と腕によって精密に仕上げられていきます。メーカーとしてのプライドと責任感が、すべての工場のすみずみに息づいています。
■ 卸

小島工芸はメーカー機能とともに商社機能も有しています。すなわち、自社工場で製造した製品を、全国の有名百貨店や家具専門店、量販店などに納入。卸という流通ネットワークを活用することで、各売り場を経由して、私たちの作品をより広く知っていただき、広域にわたる消費者の皆様に親しく愛用していただいているのです。
■ 物流

木製の家具は極めてデリケートな特性をもっており、その運送にはこまやかな配慮が求められています。大切な商品を運ぶには商品をすべて知り尽くした自分たちこそ適任という考えに基づき、運送事業専門の小島運輸を関連会社として設立。"適材適車"により正確かつ迅速に業務を遂行しています。
会社情報
■ 概要
設立 | 昭和32年1月(創業明治19年) |
---|---|
資本金 | 1,200万円 |
本社 | 〒133-0044 東京都江戸川区本一色3-13-3 TEL 03-3652-3191(代) |
事業所 | 藤代工場 〒300-1514 茨城県取手市宮和田800 江戸崎工場(茨城県稲敷郡) |
従業員数 | 55名(男40名・女15名)令和5年3月現在 |
事業内容 | 木製家具全般の製造・卸、運送 |
■ 業務内容
本社 |
|
---|---|
工場 |
|
■ 沿革
明治 | 明治19年 | 東京・浅草三筋町で小島木工所を創業。 和家具類の製造を開始。 |
---|---|---|
昭和 | 昭和18年 | 軍関係の事務用家具を製造 |
昭和20年 | 戦災のため事業を一時中断 | |
昭和21年 | 事業再開。 | |
昭和32年 | 東京・江戸川区に本社・工場を移転、法人組織に改めて 小島工芸株式会社を設立。 |
|
昭和39年 | 工場を茨城県・藤代町に移転し操業開始。 以来、15次にわたり増改築を行う。 主に書斎家具を製造。 |
|
昭和49年 | 物流部門として小島運輸株式会社を設立 | |
昭和50年 | 江戸崎工場を建設し操業開始。 |
|
昭和54年 | 本社新社屋を建設。 | |
平成 | 平成3年 | 本社と工場をコンピューター・オンライン化 |
平成8年 | 第2次コンピューター導入を実施、業務全般のレベルアップを図る 新ブランド「K's way」を発表 |
|
平成9年 | 本社ショールームをリニューアルオープン | |
平成10年 |
職能給制度の導入。 | |
平成11年 |
ホームページを開設、IT事業の推進を図る | |
平成13年 | 藤代工場大幅リニューアル | |
平成14年 | 新ブランド「ビアンコーレ」を発表 | |
平成16年 | 新システム導入(受注・生産管理システム) | |
平成17年 | 海外生産事業部 発足 | |
平成18年 | 本社ショールームを東京ショールームとしてリニューアルオープン 新ブランド「プレッソ」を発表 |
|
平成20年 | ショールームショッピング組織「KSSP」結成 | |
平成24年 | 新ブランド「J.ZONE」を発表 | |
平成25年 | 進化するアコードプロジェクト 開始 | |
平成27年 | 創業130周年を迎える | |
平成30年 | フォームマットレスの新ブランド「プリモ」を発表 | |
令和 | 令和元年 | Denkmal事業部発足 11月、ECサイトをオープン |
令和2年 | 新型コロナウイルス感染性対策として、間仕切りに使える 「PSシリーズ(パーティションシェルフ)」を発表 |
|
令和4年 | K's way新シリーズ 「COM-5シリーズ」を発表 |
■ 関連会社
小島運輸株式会社 | 〒300-1514 茨城県取手市宮和田1230 TEL 0297-(83)-5511 物流(輸送・配送)業務 |
---|